2015年12月14日月曜日

にいがた邦楽絵巻 写真集その4

いよいよ最後の曲。

3、柳都八景
新潟市が政令指定都市に移行した平成19年に作曲しました。
新潟の名所八か所を詠み込んで、季節の移り変わりとともに進行していきます。

ここも舞台転換が大がかりなので、僭越ながら私が舞台前へでて増子さんと対談しました。

始まり始まり~。
三弦と唄は、新潟市長唄連盟(ひな壇最前列の藤色のお着物)の皆さんにお願いしました。
今回は舞台後方にスクリーンを用意して、そこに歌詞に因んだ映像を投影するという趣向にしました。
最終的に前日のリハで決まった舞台面。とても綺麗です。
 信濃川と桜。






ふだんから新潟市長唄連盟さんに協力してくださっているお二方。
唄の東音村尾俊和師と三味線の東音簑田弘大師。








「〽時雨とともに木の葉散り、薄氷はる鳥屋野潟、鳴く声冴える白鳥の、飛び来たりては舞い遊ぶ」
鳥屋野潟に飛来する白鳥と、サッカースタジアム「ビッグスワン」の映像。

「〽げに面白き柳都の八つの名所は、千代萬代ののちまでも 栄行くこそ めでたけれ」


手前味噌ですが、新潟市を題材にした曲とその映像、お客様も馴染みの場所であることもあり、盛り上がり大好評でした。

新潟市三曲連盟あげての一大イベント。めでたくお開き!


※この写真は栗原潤一さんに撮影していただきました。

新潟市三曲連盟の先生方にデータでお渡ししますので、傘下の会員の方はそちらから入手なさってください。この画像をダウンロードしていただいても構いませんが、お配りするデータのほうが大きいですので、綺麗に現像できると思います。


武藤祥圃HP

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